「事業継続力強化支援計画」秋田県から認定
この度、能代市・能代商工会議所・二ツ井町商工会の3者が一体となり策定した、小規模事業者の事業継続計画(BCP)策定を支援していくための「事業継続力強化支援計画」が、令和2年11月30日付で秋田県から認定を受けました。
近年全国各地で自然災害が多発しておりますが、企業が自然災害などの緊急事態に遭遇した場合、損害を最小限に止めつつ事業の継続・早期復旧を可能とするため、平常時に行うべき活動や緊急時における事業継続のための方法などを取り決めておくものに、BCP(Business Continuity Plan=事業継続計画)という計画があります。
令和元年7月に「小規模事業者支援法」が改正され、商工会・商工会議所が地域の防災を担う市町村と連携して、事業者の事業継続力強化のための支援を行う計画を作成し、都道府県が認定する仕組みができました。
そこで今年度、能代市・能代商工会議所・二ツ井町商工会の3者が一体となり、「事業継続力強化支援計画」を策定しました。内容は、支援事業の目標(地域の災害リスク・商工業者の状況・これまでの取り組みなどの現状、課題、目標)、実施期間、支援事業の内容(事前の対策、発災後の対策、緊急時の連絡体制、応急対策時の小規模事業者に対する支援、復興支援)、実施体制、連絡先、事業の実施に必要な資金など。併せて、商工会自身の「二ツ井町商工会事業継続計画(BCP)」も策定しました。
今後は計画に沿って、BCP策定の必要性やハザードマップによるリスクの周知、事業者向けBCP策定セミナーや個別相談会の開催、リスクチェックシートによる簡易診断や簡易的なものからの事業者BCPの策定支援などを行ってまいりますので、BCPについてお気軽にご相談下さい。
なお、下記バナーをクリックしていただくと、BCP策定や能代市ハザードマップのサイトなどをまとめたページをご覧いただけますので、ご参照下さい。